学校長メッセージ

メルボルン国際日本語学校へようこそ

メルボルン国際日本語学校は1986年、邦人子女教育を目的とし、子供達に日本語と日本文化を習得させ維持させたいという保護者の強い熱意のもと創立されました。

以来36年の歴史の中で、その熱意や思想は変わることなく現在に至っており、保護者の代表からなる運営委員会が管理職と共に学校を運営し、学校行事をサポートする親の会、質の高い日本語教育の提供を目指す教職員が一体となって、学校を支えています。

【子供たちの無限の可能性を広げ、たくましく心豊かな国際人を育む】
この本校のビジョン・目的は、2018年の保護者総会にて承認され、多文化社会のオーストラリアに置いて幼稚部からVCE高等部までの一貫校として、日本語と日本文化を習得する機会を提供しながら継承日本語教育の定着とバイカルチュラルな人材の育成を応援しています。

言語習得には継続的な学習が必要とされ、土曜日の授業だけでは十分とは言えず、家庭でのサポートが大きな鍵となります。保護者の方々の多大なるご理解とご協力が必要不可欠です。

大切な土曜日を年間40回費やして、ビクトリア州の広域から本校に通う子供達と彼らを支える家庭の努力はかけがえのないもので、本校の宝と言えるでしょう。

また、生徒と家庭を支える教職員は学校組織の大きな財産です。お互いを尊敬しあうMISJ学校コミュニティの環境が整っているからこそ、子供達にとり将来素晴らしい宝物となる「日本語と日本文化」が習得出来ることを願い、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

最後に、本校の教育に対して日本国文部科学省、外務省、海外子女教育振興財団、在メルボルン日本国総領事館、メルボルン日本人学校、ビクトリア州教育省、コミュニティ・ランゲージ・スクールビクトリアをはじめとする各種機関からの多大な援助とご協力に、この場をおかりし、感謝の意を表したいと思います。

子供達の夢と将来の目的に向かって大きな扉を開けることができますよう、引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

メルボルン国際日本語学校 校長

佐野 孝子