学校長メッセージ

メルボルン国際日本語学校へようこそ

嶋添校長

本校は1986年の創立以来30年にわたって、多民族・多文化社会であるメルボルンで邦人子女教育に従事して参りました。子どもたちに日本語を習得させたい、維持させたいという保護者の熱意で発足した学校です。保護者の代表が組織する運営委員会が運営母体となり、学校行事をサポートする親の会、邦人教育に情熱を注ぐ教職員が協力し合い学校運営にあたっています。

言葉は人を繋げ、文化を継承していきます。本校は日本から短期間当地に移り住み,滞在中に日本語を維持していくことを目的とする邦人子女、また、メルボルンで生まれ育ち、二つの文化を継承していく邦人子女など、様々なバックグランドを持った子どもたちに対して、言葉と文化を習得する機会を提供している学校です。言葉の習得と維持には継続的な学習が必要なため,土曜日一日の授業だけでできることではなく、家庭のサポートが大きな比重を占めています。そういった意味から,本校の教育活動は保護者の理解と協力がなければ成り立たないと言っても過言ではありません。

世界情勢は年年変化し、今の子どもたちが大人になる頃はどんな世界になっているのか、誰にも予測できません。今の大人が経験してこなかったような大きな課題に対して世界的な視野で解決していかなければならないことも多いでしょう。一つの国の中ですべて解決することは少なく、グローバルな人材が求められています。本校で学ぶ子どもたちは、日本とオーストラリアの未来を切り開いていくだけではなく、世界の人を繋げていく可能性を秘めた子どもたちです。国境という壁を越えて、困難にくじけず、常に前向きに努力する気持ちを持ち、まわりの人を大事にする「地球人」に育って欲しいと願っています。

最後になりましたが、本校の教育に対して,日本国文部科学省、外務省、海外子女教育振興財団、在メルボルン日本国総領事館、メルボルン日本人学校、ビクトリア州教育省、ビクトリア州エスニックスクール協会をはじめとする各種機関から多大な援助とご協力をいただいております。この場をお借りして感謝の意を表します。

メルボルン国際日本語学校 校長

嶋添 寿恵